新聞部数の激減でいよいよカウントダウン入ったこの業界

新聞

皆さんこんにちは! 執筆者サスケです。

先月の新聞の部数も、予定よりも更に落ち込み利益も減収となる見込みです。昨年からほとんど増紙出来ず、紙が減り続けている状態です。このままで行くと数年後に本当に新聞がなくなってしまうかもしれません。

新聞の部数が大幅に激減している

毎月、毎月同じような状態で、崖から転げ落ちるように新聞の部数が減り続けています。

私の所の販売店も1年で約100部前後の落ち込みですので、10年でおよそ1000部程溶けてしまいました。悔しいですが、これが現実です。

本社にごまかして数字のやり繰りをしている販売店も、必ずどこかでボロが出てきます。正直に本社に数字を出していかないと結局自分の首を絞める事になるからです。

新聞業界のあせり

ここ数年、業界全体で会社の垣根を越えた販売店の統廃合計画(1つの販売店で全紙を配達)が実際に行われています。そうなると例えば読売新聞の配達員が朝日新聞や毎日新聞を一緒に配達することになります。

やはり一つの販売店を抱えられる体力がもうなくなり、ヤドカリ形式で細々とやっていくしかありません。多くの店主が廃業・業態転換を迫られている構図です。

何年か前まで楽観視していた節もありましたが、もうそんな余裕はすっかり無くなってしまいました。世間のイメージは本当にもうリアルに新聞を取る時代ではなくなっています。

決定的な原因としてはやはりインターネットの出現です

・「アイフォーン」が米国で発売されてから一気に購読者離れが始まった。SNSやネットのニュースサイトなど多くの媒体が登場してしかも無料。
・とにかく新聞内の広告欄が増えている。見開き半分広告など、お客様からの指摘も多い。
・もはやスマホ主流になり、情報伝達量が早く圧倒的に若い人達に指示され、新聞そのものがむしろガラパゴス化し始めている。
やはり時代の波には逆らえず、現状はもう成すすべはないのかもしれません。
本社の担当からすると、これはイカンというこで、当然販売店に部数を維持する為に様々な要件を突き付けてきます。そうなると、余計なセールスに高いお金を使う羽目になるのです。
高い人件費だけは掛かるのですが、入ってくるセールスマンはある意味ろくな仕事をしないことが多いのです。未だにこのような悪さをする拡張員がいます。

新聞セールスマンの悪行手法

【S】エス

無料購読サービス期間のこと。3Sと言えば、1年で3ヶ月無料購読サービスという意味になる。これは販売店のスタッフと協力体制が必要で過去にはかなり行われた手法。販売店のスタッフは拡張員から幾らかのマージンを受け取る。

【爆】バク

本来、販売店として認められない不良契約のことで、「爆弾カード」、「爆カード」とも言われている。一般的には、その販売店での規定外のサービス品提供をして契約を取る手法。とにかくもの凄いサービス品が必要で3か月の契約でも1万以上の景品が必要。

【てんぷらカード】

架空契約のこと。適当なアパートの空き部屋などを見つけて、勝手に名前や偽りの電話番号などを書き込みカードを作成する。これは勧誘員は販売店から、その営業報酬を騙し盗る悪質な手法。

【置き勧】オキカン

販売店の規定以上のサービスや品物で契約を取ること。あるいは、断られているのにも関わらずワザと多くの金券や品物を置いたまま帰る行為を指す。要は取ってもらうために無理やり現金や金券等を使い名前を貸してもらう感覚でお願いする。

こんなセールスマンが今だにいる為、ある意味業界にとっては負の遺産にもなっている。

ただ近年は店ごとにこういった不正をしっかりチェックしている事でだいぶ改善はされています。

高齢者で支えているこの業界

現状としてユーザーの8割は高齢者です。60代、70代の方が元気なうちは良いのですが、歳を重ねていますので、最近意外と止まってしまうケースが増えています。

我々が思った以上に高齢者の新聞停止が相次ぎ減紙の理由になっています。

主な原因として

・施設に入る事になり新聞を停止する
・死亡の為
・子供たちと一緒に生活するようになった
・年金が少なくなり経済的に厳しくなった
・目がみえなくなり新聞が読めない
月末に集金に伺うたびに不安を感じます。常連さんの姿や言葉使いなど、少し心配なのです。
【だいぶ高齢になったなぁ、もうヨレヨレだし来年は大丈夫かなぁ】
と感じるお客さんが結構いるんです。
それが、少しづつ現実化しています。毎月のように死亡止めがくるので、残念なのと同時にあ~あ、また1部止まっちゃったよ!とヒドイ解釈の捉え方をしてしまうのです。
頼みの綱の高齢者が新聞を止めてくるので、全国の販売店が頭を抱える事になります。

この業界の残された道は

この業界は間違いなく衰退産業

今のところ即効性になる大きな手はありません。若い人は当然読まない、さらにお年寄りも年金の減額などで、新聞離れが増えてきている。いったいどうしたらいいのか。

販売店も軒並み潰れていき新聞大国ニッポンの姿がみるみるうちに変わってしまいました。とても忍びないと思いますが、これが今のニッポンなんだな、と納得もします。

体力がどれくらい持つのかわかりませんが、自分たちのやるべきことは、

・しっかり配達する事
・今お付き合いのあるお客様を大切にすること
・集金を確実に取り、利益を確保すること

出来る事を淡々とやっていくしかありません。

最後に

新聞いつ崩壊するのか論ですが、さまざまなメディア等で発信されており、おおよそヤバいのは分かるのですが、明確なとどめがいつ刺されるのかという部分についてはなかなか分かっていません。

ある意味そこがこの業界のしぶとさでもあり新聞そのものの媒体がもしかすると50年たってもまだ残っている可能性はあります。新聞に未来は果たしてあるのか?

新聞業界は今暗黒の闇になかにいる状態ですが、私もこの動向を落ち着いて見守っていきたいと思います。ここでもうジタバタしてもしょうがないので。

また定期的にお知らせいたします。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

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