新聞休刊日に新聞屋がひとりでつぶやいた話

新聞

皆さんこんにちは!  執筆者サスケです。

新聞休刊日って皆さんご存知でしょうか?新聞休刊日は、毎月1回、第2月曜が休刊日に設定されていることが多いようです。ただ記者の方々は常に情報を追っているわけですから、完全にオフモードにはなれませんけどね。

新聞休刊日は社員にとって重要です

世間では新聞休刊日に対してある意味否定的な意見もあるようですね。年中無休のビジネスが増えた今の社会に情報が一時ですが、遮断されることになるわけですので。

新聞がリアルタイムの媒体ではない事は十分わかっているのですが、やはり紙で情報を取りたい高齢者の方々に根強い人気があるのです。

休刊日は配達員にとっては貴重な時間

各販売店のスタッフがこれだけ不足する深刻状況のなかでこの業界も何とか起死回生を図るため色々な努力をしています。ですので基本24時間体制で常にアンテナは張った状態であります。

配達の現場はしっかり新聞を配るだけ

ただ配達員に関しては基本新聞を配るだけですので、月に一度の休刊日はある意味楽しみの日になります。

普段頑張っている分、ゆっくりお酒を飲んだり気の合う仲間と食事に行ったり。ひと時の安らぎを満喫してリフレッシュしています。

朝も少し遅めに起きて、のんびりコーヒーでも飲みながら、ゆっくりとした時間を過ごせます。

普段あくせく動いている部分たまにはあえて休むという感覚を持つのも悪くはないと思うのですがどうでしょうか?

配達員がさぼりまくる理由

役所なんか見に行けばサボっている公務員さん、仕事しているフリして実はサボっている人達はたくさんいますね(中央官庁以外)。人に見られていますから、やはりコソコソ感がでていますが、逆に新聞屋は堂々と家に帰ります!

新聞屋に有給という言葉はタブー

新聞屋の専業社員で良く聞く悩みは、やはり有休休暇がないどころか一年中全く休みがなく、拘束時間もすごく長いし、サービス残業までたっぷり強要されている、という販売店が多い事にあります。

この問題は従業員にとっても深刻です。しかしまずもって給料面・待遇面共に、泣き寝入りの状況にあるのです。新聞スタッフの入れ替わりが激しいのはこういった問題が解消されずにいるからです。

まず経営者が長時間労働を抑制する取り組みをしていません。それに加えて従業員に年次有給休暇の取得を許していないという現状があります。

これは新聞業界に限った事ではありませんが、日本の会社(特にサービス業)に携わる人達はほとんど有給休暇を消化出来ていないのではないでしょうか。

待遇面の解消は現実新聞屋ではほぼ無理だと思います。これだけ部数減の状況が続いているなかで、今後回復できる未来はまずもって見えないからです。

このある意味時代遅れの封建的なやり方を好まない人達は去っていくし、この村社会的なシステムこそが新聞業界崩壊の大きな原因のひとつである事は間違いないです。

結局そんな業界で働くスタッフ達は、基本力を入れるのは朝刊、夕刊の配達業務になります。それ以外の営業に関しては一部の人間を除いてまず真面目に取り組んでいる人は少ないです。

働き方改革で新聞業界はどう変わるのか?

昔のモーレツ社員とはうってかわって現在では働き過ぎの人達はあまり評価されないようですね。世間ではそういう会社はブラック企業と位置付けられてしまい下手をすると今後の利益そのものを奪われてしまう可能性があるため、経営者は敏感になっています。

新聞業界に働き方改革という概念はない

新聞業界が低迷している現在、根本的にそんな働き方改革を実際に行う所長は稀だと思います。「人手不足」「長時間労働」「給与の改善」をクリアできない状況のなかで世間一般の常識はこの業界に限って言うと全く通用しません。

こんなある意味強烈なガラパゴス化を突き進む新聞業界でありますが、何故だか本社の人間たちは今年もそれなりのボーナスをちゃっかりゲットしたようですね。

もともと折り込み収入が減り経営が厳しくなった販売店とは違い本社の場合しっかりと「押し紙」を含めた納金が確実に入る為に、まだ安定した収入が見込めています。

ただこのとりっぱぐれのない納金がずっと保障される事はないという事実を本社の人間もそろそろ気付く必要がありそうですね。

それでも新聞屋に残りますか?

この業界に残っている人達の理由の一つに配達は気楽でいいからという部分があります。

やはり朝の時間に新聞を配達するという仕事に魅力を感じている人達がこの業界を支えているのです。身体を動かすことが好き、バイクに乗るのが好き、早起きして仕事をする事にもう慣れてしまっている。

むしろ気楽でいい、他人と関わらなくてもいいという部分に相当強い魅力を感じているスタッフが多いことも大きな理由です。

またメリットもいくつかあります。

  • 人と関わらなくて良いので精神的に楽
  • 早朝の仕事で時間が有効に使える
  • 会社に寮が完備している店舗があり生活のコストが余りかからない
  • 配達以外は基本的に一人での仕事
  • 単純作業で誰にでもできる

なんだかんだと文句ばかりいう配達員が多いのも事実としてありますが、結局のところ・・・

それでも新聞配達が好きなので私はやめない

というスタッフが会社を支えている訳です。

最後に一言

この業界に勤めて10数年が経過してしまいました。昔の新聞屋には夢があったようですね。苦労してお金を貯めて将来に花開かせる。だから今は歯を食いしばって頑張る。

一種の通過点に新聞配達がありました。若者たちにも大きな目標や夢に向かっていくからこそ、今という時間を大切に生きてこれた。つらいけど時給、待遇が良かった。

インターネットがこれだけ普及してしまいアッという間に新聞業界は端っこに追いやられました。

それでも皆不思議と心のどこかに、新聞復活劇を夢見ているのかもしれません。あの輝かしい時代の新聞の部数や厚くて大変だった正月の折り込み広告の量など。

その為に今やるべきことをしっかりとコツコツやっていくしかないのかもしれません。その中には当然、働く人達への感謝と一刻も早く改善すべく労働環境を整える事。

まさに正念場です。

これからが本当の意味での新聞屋の改革になります。頑張ってやって行きましょう!

最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。

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